인사이트2025年8月31日
インテリアデザイナーの視点で見た論峴洞の家具ブランドショールーム2軒
著者 · SPACEBASE


写真提供:ESTERN EDITION
去る6月に新たにオープンしたESTERN EDITION論峴アトリエと、チェアライフスタイルブランドであるSIDIZ論峴フラッグシップストアを、SPACEBASE(以下、SB)が2つのショールームを直接訪れた。
SBはどのような視点でブランド空間を見つめるのだろうか。単に「美しい」という感嘆で終わるのではなく、動線・照度・素材といった要素を読み解きながら、ブランドの哲学がいかに空間へ染み込んでいくのかを見ていく。オンラインの情報だけでは把握しにくい製品の機能や使い心地を直接体験する過程もまた重要である。
今回の訪問は、そうした目的から始まった。SIDIZでは椅子の機能性と着座体験を直接確かめ、ESTERN EDITIONでは多様な素材や仕上げが空間にどのように適用されるのかを観察した。
伝統と現代の調和、ESTERN EDITION論峴アトリエ
まず訪れたESTERN EDITION論峴アトリエは、『伝統と現代の調和』という哲学を空間の中に込めたショールームであった。単に家具を展示するのではなく、家具が置かれる背景と空間そのものをブランドコンセプトに合わせて設計した点が印象的である。

写真提供:ESTERN EDITION
空間に足を踏み入れて最初に目に飛び込んできたのは、高い天井高と落ち着いた照度であった。全体として居心地のよさを保ちながらも、一部の区画は照度を落として集中度を高めている。こうした設計のおかげで、来訪者の視線が自然と家具にとどまるよう誘導している。

ショールーム空間を見て回るSBのチームメンバーの姿(写真提供:SB_SPACEBASE)
建具には、韓屋の伝統的な格子模様を現代的に再解釈したディテールが加えられている。床座文化を基盤とした伝統的な座布団を重ね上げたかのようなスツールは、古いものを単に復元するのではなく、今日の暮らしに合わせて解いた解釈であった。こうした細部の要素は、『時の中で変わらぬ美意識』を現代空間に新たに提案するというブランドの哲学をよく表している。

写真提供:ESTERN EDITION
ショールーム全般にわたって家具と空間が自然につながる手法も注目に値した。ESTERN EDITIONのディスプレイは、単に家具を陳列したものではなく、実際の生活空間の中でどのように配置されうるのかを示す演出であった。繊細で精緻な演出がもたらす力は、来訪者にブランドの哲学を伝え、説得力を与えるということを実感できた。
専門性と体験が出会う空間、SIDIZ論峴フラッグシップストア

写真提供:SIDIZ
SIDIZの店舗は、ブランドの専門性をより直観的に伝える空間である。椅子の機能性を強調するコンセプトを内装全般にも反映し、冷たいトーンのメタル仕上げ材を活用して空間全体を構成することで、椅子の機械的・人間工学的なイメージを自然に溶け込ませた。

写真提供:SIDIZ
展示された椅子は整然と並べられ、展示場のような印象を与え、すっきりとした動線と体系的な展示手法がブランドの専門性をいっそう際立たせている。来訪者は店舗を歩きながら多様な製品群に直接座って体験することができ、オンラインでは得にくい着座感、機能操作、細部のデザインまで直接確かめることができる。

写真提供:SIDIZ

SIDIZのショールーム空間を見て回るSBチーム(写真提供:SB_SPACEBASE)
椅子と1人用モーションデスクをセットで構成し、実際のオフィス環境をそのまま再現したSIDIZの店舗は、来訪者が単に座ってみるだけにとどまらず、業務環境の中で使い心地を体験できるよう、細やかに設計されている。こうしたディテールを見ながら、SBチームは、ブランドがショールームという空間を通じてユーザーの体験をいかに深く考えているかを感じ取ることができた。

写真提供:ESTERN EDITION
2つのショールームはいずれも、ブランドの哲学を空間の中のディテールとして表現した。ESTERN EDITIONは伝統と現代の調和を、家具の配置や照度といったディテール要素に溶け込ませ、来訪者が自然にブランドメッセージを体感できるよう設計した。SIDIZは実際のオフィス環境を再現した体験型空間として、ユーザーが直接経験しながらブランドの専門性を直観的に感じられるようにした。

写真提供:SB_SPACEBASE
今回の訪問を通じて、SBチームは、ブランドが空間を通じて伝えようとするメッセージとユーザーの体験を直接読み取ることができた。単に製品を見ることにとどまらず、空間の中のディテールと体験がブランドの哲学とつながる方法を確認し、空間ブランディングの核心を体感できた経験であった。ショールームはこのように、製品と哲学、体験を同時に伝えるブランドの重要な窓口として、空間が持つメッセージを直接感じ取り、解釈できる機会を提供する。
「空間デザインを見つめるSBの多彩な視点を、『Insight』コラムでご覧ください」
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